全国展開するホテルブランドで外国人材を積極採用
株式会社グリーンズ (三重県四日市市)
- 各種手続
- 住居・生活支援
- 社内環境整備
- 活躍・育成
- 管理職登用
外国人材の採用・活用状況
インバウンド増加を契機に外国人材を積極採用
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フロント業務に従事する外国人材
インバウンドの増加を契機として本格的に外国人材の採用を開始し、2019年から各ホテルで外国人スタッフを採用している。現状は、ホテル利用者の状況からアジア圏の外国人材の採用が中心である。
全国でホテルを運営しているため、各地の日本語学校に出向くなど積極的な採用活動を展開している。採用面接の際に働きたい地域を確認している。同郷の方が働くホテルを希望されることもあり、安心して働けるよう配慮している。
活躍・育成に向けた取組
マネージャーとの連携による育成と活躍の場の提供
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採用も担当する現場マネージャー
外国人材の主な配属先は、フロント業務である。日本語能力や経験に秀でた方は本社で企画業務にも携わるチャンスがある。
外国人材の方々には、日本で生活しながら働くうえでの悩みを抱えている方もみえるため、採用にも携わる現場マネージャーたちは、一人一人と面談し、状況を把握している。これらの情報をもとに、本社と現場で連携し、性格や考え方、得手・不得手を考慮した人材育成や活躍の場の提供をサポートしている。
取組の効果と今後の展望
将来的に外国人材がマネージャーとなるホテルを目指す
ホテルの評価のひとつは、お客様を迎えるホスピタリティである。外国人材の方々はお客様に対するホスピタリティも高く、日本人スタッフのホスピタリティの向上にも寄与している。
今後、外国人材が当ホテルを支える重要な人材であることは間違いなく、さらなる積極的な採用を進めていく。現在はフロント業務が中心であるが、キャリアアップを経て、外国人材の教育係や採用担当などのへの登用も考えている。さらには、ホテルのマネージャーや本社の管理職としての登用も視野に入れた人材育成や社内環境整備も進めていく。
特定技能外国人材の採用も見据えた対応
「特定技能在留資格」を有した外国人材の採用に向けて、制度の理解に向けた社内勉強会などの準備を進めている。また、観光庁のセミナーを通じて、日本語学校とのネットワークも構築でき、外国人材へアプローチしやすくなったと実感している。
最近では各ホテルの料飲部門における需要が高まっており、既に採用している外国人材の考えも取り入れながら、外国人材が活躍する様子を発信するなど、当社に関心を高めていただけるよう広報活動にも注力していく。
設立年 | 1964年 |
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従業員数 |
2,215名 【うち外国人材:16人】 (2019年末現在) 【主な国籍】 中国、韓国、ミャンマー、ネパール、フィリピン |
主な事業内容 | コンフォートホテル、グリーンズホテルの運営 |
URL | https://www.kk-greens.jp/ |
代表者 |
代表取締役社長 |
施設 |
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